和・四季 ~桃の節句~

2007年3月27日 19:25

いよいよ3月。別れや出会いの季節ですが、女の子のお祭り・ひな祭りです。みなさんはもう、雛人形を飾りましたか? お雛様の事、ちょっとだけ、ご紹介しましょう…。

 

生まれた年の女の子にとって守り神
桃の節句は、五節句(人日・上巳・端午・七夕・重陽)のうちのひとつです。季節の節目に身のけがれをお祓いする大切な行事です。
初節句のお雛様は赤ちゃんに降りかかろうとする災厄を身代わりに引き受けてくれる厄除けと、健やかな成長を願う、大切な人形です。

 

お雛様とお嫁さん
お雛様は立春(2月4日)頃から2月中旬までに飾ります。
ひな祭りを過ぎると、昔からよく「早く片付けないと結婚出来ない!」なんて言いますよね。これは、片付けが出来ない娘はいいお嫁さんになれないという、戒めの気持ちが込められているそうです。
でも、早くても雨の日にしまうのはお雛様も可哀想…晴れた天気のいい日にしまって下さい。

 

 

どっちがどっち?
元々日本文化の中に、「(向かって)右が位の高い位置」という決まりがあります。この約束にならって、昔は右がお内裏様・左にお雛様でした。しかし、昭和天皇の即位礼の時、西洋式に天皇陛下が(向かって)左に皇后陛下が(向かって)右に御立ちになりました。この出来事から、東京では、左にお内裏様・右にお雛様を並べ、京都では伝統に重んじて今まで通りに並べているそうです。どちらが正しいという事ではないのですが、この様な歴史があるのですね。

 

 

想いは同じ!!「市松人形」
父方の祖父母から贈られた「市松人形」で、母方の祖父母から送られたお雛様をお出迎えします。「お迎え市松」として、赤ちゃんの無病息災等の願いが込められています。初節句の赤ちゃんは、両方のおじいちゃん・おばあちゃんからの成長を願う想いに守られているのですね。ちなみに、市松人形は江戸時代の歌舞伎役者・佐野川市松の舞台姿を人形にしたものです。

 

最後に菱餅や雛あられの3色(白・緑・桃)は雪の大地・木々の芽吹き・桃の花 を表し、自然のエネルギーをもらって成長出来ると言われています。

 

もうすぐ新学期。出会いの春に向かって一歩一歩前進していきましょう!!