和・四季 ~重陽の節句(菊の節句)~

2007年9月27日 19:38

古来中国では、奇数は縁起の良い”陽”の数とされ一番大きな陽の数である9が”重”なる9月9日を”重陽”の節句としてきました。

 

旧暦の9月9日(現在の10月中旬)は、おいしい作物が収穫されるときです。栗も多く出回り”栗ご飯”を作りこの節句を祝ったといわれています。(おいしいので食べすぎにはご注意!!)

 

起源は他の節句と同じように中国より伝わり、宮中では天皇以下*紫宸殿(ししんでん)に集まって詩を詠んだり菊花酒を飲んで、けがれをはらい長寿を願いました。そのため菊の節句とも言われています。  *紫宸殿・・・平安京の内裏(古代における皇居の呼び名)の正殿。即位などの重要行事が行われる。

 

菊花は不老長寿の薬といわれ、観賞用としてより薬用として栽培されたそうです。今でも東北地方では菊料理が作られています。

 

わが国の皇室の紋章とされている菊は、まぎれもなく日本を代表する花で種類も多く香り高い高貴な花の一つとして親しみのある花です。

 

着物の柄としても多様に利用されています。