和・四季 ~七夕~

2007年7月27日 19:43

「七夕」もとは「棚機」(棚の上で機を織るという意味)…裁縫上手になるチャンス!!

 

皆さん七夕には、願い事を書いた短冊や折り紙で作った飾りを笹に飾った思い出がありませんか?

 

七夕といえば織姫・彦星伝説。

 

もともとこの伝説は中国のもので、愛し合う二人は年に1度7月7日にだけ会うことが許されるという伝説です。この織姫は機織りに励んだ天上の織女であったということにちなんで、星に裁縫などの技芸上達を祈る宮中行事が生まれ、日本へと伝わりました。

 

五色の短冊は、針に通した五色の糸(五行説にあてはめた五色で、青・紅・黄・白・黒をいう。)などを供えたことが変化したものなのです。

 

また、江戸時代には七夕に着物を飾る習俗が広まりました。たとえば、『一番装いを七夕さまに貸し申す』と称して晴れ着を着る。新しく縫った着物を七夕様に供えると針の腕があがるといわれていました。
しかし、七夕は貴族や大人中心の行事から子ども主体の行事へ変化していき、本物の着物を飾る習俗から子供が紙でミニチュアの着物を飾るようになりました。これが、今の折り紙の飾りに変化していったのかもしれません。

 

今年は皆さんも新しい浴衣でも着て裁縫上達を祈りながらロマンチックな七夕を過ごしてみてはいかがですか?

 

【五行説の五色】

 

木…青     「木は緑」と言いたいところが、古代中国においては、青と緑は区別をつけず、青も緑もみんな「青」とひとまとめに呼んでいた。

火…紅     これはイメージどおり炎の色。

土…黄色     大地の色。皇帝色でもあり、物事の核心、中心の色とされている。

金…白     金属的な色である白。

水…黒 冷たさの黒。