さるかに合戦

2008年9月27日 18:24

読書の秋・スポーツの秋・食欲の秋・・・といよいよ秋本番ですね。今回のコラムは「秋」にちなんで、柿がキーワードの「民話・さるかに合戦」にしてみようと思います。

 

カニは、ずる賢いサルに「種を植えれば成長して柿が沢山なってずっと得する」と騙され、自分の持っているおにぎりと柿の種を交換しました。しかし、一生懸命に育てた沢山の柿の実はサルに食べられてしまうのです。そして、カニは青く硬い柿の実を投げつけられ、そのショックで子供を産むと死んでしまいました。
そのカニの子供達が親の仇を討つ為に、栗や蜂や臼などの仲間と協力してサルを懲らしめるのです。

 

この様なあらすじのお話なのですが、実は、少し残酷な部分もある話なのです。

 

カニの子供達がサルを懲らしめた方法・・・ 囲炉裏で身体を暖めようとするサルに栗が体当たりをして火傷をおわせ、急いで水で冷やそうとするのを蜂が刺し、驚いて家から逃げようとしたら牛糞に滑り、そこに屋根から臼が落ちてきて猿は潰れて死んでしまう・・・ こうしてカニの子供達は親ガニの仇討ちを成し遂げるのです。

 

しかしながら、懲らしめた事が結果として、親ガニと同じ「死」ということになってしまいます。これでは残酷で子供の教育上問題があるという意見があり、今では、親ガニもサルも怪我をする程度で、反省して平和に暮らすという内容に変わったのだそうです。

 

でも、その時の仕打ちの名残から、サル顔やお尻は真赤なままだそうですよ。