歌舞伎って知ってますか?

2009年11月27日 18:10

皆さんは日本の伝統芸能「歌舞伎」をご存知ですか?
「夏の歌舞伎鑑賞教室は見たことあるけど…」とか、「堅苦しい・敷居が高い・つまらない・難しい」って思っていませんか?
でも実は、歌舞伎は私たちのような普通の人達から始まったものなんです!!

 

傾き(かぶき)=歌舞伎?
戦国時代末期から江戸時代初期、京都や江戸の町に、例えば女性が男性の格好で首からはロザリオ(十字架)を下げ、刀を差すなど、型破りな格好で歌や踊りを披露していた人がいました。そのいでたちを「傾く(かぶく)」と、そして、奇抜な髪型で街を闊歩する者は「傾き者(かぶきもの)」と呼ばれていました。
そんな京都の民衆の中から始まった踊りが実は歌舞伎のルーツと言われているのです。

 

始まりは女性??
「出雲の阿国」を知っていますか?
この人は1603年(今から400年も前)頃の出雲出身の女性の踊り子さんです。
彼女は「傾き者」の格好をして踊っていた事で、とても人気が出ました。
そして、彼女は寺社の祭礼の時によく踊りを披露していたので、その踊りは京都に普及していきました。

 

いつ今の歌舞伎に?
阿国から始まった歌舞伎踊りは様々な変遷(お客を取る遊女歌舞妓→美少年の若衆歌舞伎→成人男子のみが出来る野郎歌舞伎)の後、阿国さんが活躍してから100年たった元禄時代に劇の内容を充実させ、芸の道を精進する事を義務づけられた今の歌舞伎の第一段が完成したのです。

 

 

和事?荒事??
歌舞伎を見ていると、スゴく派手な顔化粧をしている人がいますね。
基本的には昔が電気が無かったので、照明が暗い所(舞台)でもはっきり顔が分かる様に、大げさに化粧をしているのですが、それでももっと派手な化粧の歌舞伎を「荒事」と言います。
豪快で力強い荒事は江戸から始まり、アクションドラマの様に活気がある活劇です。
それに対して上方(京都)から始まった「和事」は柔らかく優美な演技で、ホームドラマやトレンディドラマの様に色恋ものや人の情に触れる筋書きの劇です。

 

ちなみに・・・荒事の派手な化粧を隈取(くまどり)と言います。
和事では男女とも顔が白い人は善人で、黒くなるにしたがって敵役になります。
衣装が派手で有れば性格も派手、地味な人は性格が良いか、あるいは真面目な人という設定なんですよ。

 

以上、歌舞伎豆知識でした!!