きものは昔から「エコ」なのです

2010年4月27日 17:54

「もったいない」「リサイクル」「エコバック」などなど・・・。
みなさんの環境への意識が非常に高まってきた昨今ですが、きものはずっと昔から布を最後まで使いきるという考え方が普通でした。

 

例えば、1枚のきものを親から子供へ、そしてまたその子供へ・・・と、布が擦り切れるまで着たり、「繰り回し」と言って、きものとして着ていたものを羽織や帯に作りかえたり・・・。
また、布の端切れや部分的に傷んでしまった布などは、腰ひもやおしめ、最後は雑巾などにして使っていました。

 

もちろん現代の私たちも同じです。お母さんやおばあちゃんが着ていたきものを着たり、昔の布地で小物作りや、素材を活かして、きものから洋服に仕立て直したり!!

 

きものは手縫いが多く、直線裁ちなので、1枚の布に戻しやすいという特性があるのです。

 

右の写真は「繰り回し」で作った名古屋帯です。
もとは、海外で作ったワンピースでしたが、なかなか着る機会がないまま時が経ち・・・。
そこで、縫い目を丁寧にほどいて布地にして、帯に仕立て直しました。

 

ワンピースのままだと着難いものでしたが、意外としっくりときものに馴染んだ帯に生まれ変りました。

 

みなさんも身の回りにある洋服やきものや布などを捨てる前に、何かに変えてみませんか?
大好きな布たちは、思い出とともに最後まで大切に使っていけますね。