和菓子 ~ 和菓子の日

2011年6月27日 17:41

では、かき氷はいつ頃から食べられるようになったのでしょうか?
遡ってみると、平安時代の書物「枕草子」や「源氏物語」にはすでにかき氷の元祖と思われる物が登場しますが、貴族達だけの贅沢な楽しみだったようです。
また江戸時代には、加賀藩が徳川将軍に当時はとても貴重だった「氷」を献上する為、冬にできた氷を“氷室(ひむろ)”に貯えておき、5月末に普通なら10日かかるところを人足を交代しながら5日間で運んだといわれています。
しかしこんなに苦労して運んだ氷ですが、将軍のもとに届く頃には小さくなってしまい、その上あまり衛生的ではなかったので食用よりは体にあてて涼をとることに使用したり、臣下に分け与えてしまっていたなどといわれています。もちろん、江戸の庶民は口にすることなどほとんどありませんでした。

 

さて、初夏を感じさせる和菓子に【若鮎(わかあゆ)】という和菓子があります。今のこの季節にしか店頭に並びません。
もちろん中にアユが入っているわけではなく、形がアユの形をしているだけで、中には求肥(ぎゅうひ)や餡が入っています。
「鮎」は初夏の季語です。6月の鮎漁の解禁日に合わせるようにして店頭に並ぶ、京都の夏の伝統的な和菓子です。
京都では、鮎は鱧(はも)と並んでご馳走です。そんな京都の川、賀茂川(鴨川)の鮎を表現して作られている和菓子です。

 

 

そもそも和菓子っていつから日本で食されているのでしょうか?… ちょっと調べてみました。

 

日本では元々「菓子」とは果物や木の実のことを指していました(だから菓子の「菓」の字には「果」が入っているのです。)
そんな日本に奈良~平安時代に中国から【唐菓子】が入ってきました。そして従来の果物に、穀類を原料にして加工し作られた唐菓子も含め菓子と呼ばれるようになったのです。

 

その頃の砂糖はまだ貴重で、実際に菓子に使われる甘味料は【甘葛(あまづら)】でした。その甘葛を使って作った和菓子が日本で最初の和菓子【椿餅】です。
そんな伝統和菓子のルーツ椿餅は今でも和菓子屋さんの店頭で目にすることができます。是非探してみてください!